沢桔梗
さわぎきょう異読 サワギキョウ
名詞
標準
Lobelia sessilifolia (species of lobelia)
文例 · 用例
どの人も手にはいろいろの草花を持っていたが、そのなかにどこで採ったのか沢桔梗を持っている者があるのを、通りかかった子供が見つけて、姐さんそれは毒だよと注意したそうです。
— 岡本綺堂 『山椒魚』 青空文庫
沢桔梗の茎からは乳のような白い汁が出て、それは劇しい毒をもっているので、ここらでは孫左衛門殺しといって、子供でも決して手を触れないことにしているのです。
— 岡本綺堂 『山椒魚』 青空文庫
勿論それは沢桔梗の中毒と決まった上のことですが、どうも前後の事情から考えると、女学生と毒草と、その間に何かの関係があるように認められるじゃありませんか。
— 岡本綺堂 『山椒魚』 青空文庫
二人の女学生の死んだ原因はやはり沢桔梗でした。
— 岡本綺堂 『山椒魚』 青空文庫
そこでみね子はかっとなって急におそろしい料簡――それも恐らく沢桔梗を毒草と知った一刹那――むらむらとそんな料簡が起こったのでしょう。
— 岡本綺堂 『山椒魚』 青空文庫
岸には沢桔梗が一帯に咲き続いて、その紫が澄み切った水に映ったさまはやや凄寥の気味に打たれる。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
左右は一面じめ/\した泥炭地で、反魂香の黄や沢桔梗の紫や其他名を知らぬ草花が霜枯れかゝった草を彩どって居る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
湿地帯を散策中、美しい青紫色の沢桔梗を見つけた。
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沢桔梗は、水辺を好む植物で、夏の終わりから秋にかけて花を咲かせる。
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沢桔梗の群生は、まるで絵画のように美しい景色を作り出していた。
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