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寄留

きりゅう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
temporary residence
文例 · 用例
間もなく自分も志村も中學校に入ることゝなり、故郷の村落を離れて、縣の中央なる某町に寄留することゝなつた。
国木田独歩 畫の悲み 青空文庫
間もなく自分も志村も中学校に入ることとなり、故郷の村落を離れて、県の中央なる某町に寄留することとなった。
国木田独歩 画の悲み 青空文庫
私は点呼の訓練は寄留地の分会で受けたが、点呼は本籍地で受けねばならなかった。
織田作之助 青空文庫
店の女たちにきいてみると、あのお安という気違いじみた女は、藤沢在に住んでいる伝八という百姓のうちに寄留して、近所の子供や若い衆に浄瑠璃などを教えている、伝八の女房の姪だということで、以前は江戸に住んでいたが、去年の春ごろからここへ引っ込んで来たのである。
岡本綺堂 恨みの蠑螺 青空文庫
官は太常外卿に至りまして、その著作は『酉陽雑爼』(正編二十巻、続集十巻)をもって知られて居ります」   古塚の怪異 唐の判官を勤めていた李※という人は、高陵に庄園を持っていたが、その庄に寄留する一人の客がこういうことを懺悔した。
酉陽雑爼(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
そのころ、僕は妹の美智子と一緒に、本郷の親戚の家に寄留して、僕はMの学校、妹はA女学校にかよっていた。
岡本綺堂 海亀 青空文庫
その当時、榎本君は桜痴居士の家に寄留して、一種の書生のような形で先生の用も勤め、傍らに歌舞伎座の作者部屋に出勤していたのであった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
どういう縁故があったか知らないが、同君は銀座の田村成義氏の家に寄留して、そこから出社していたように記憶している。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
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寄留(きりゅう)とは、知人宅等に一時的に身を寄せること。または、日本の旧法令で、90日以上本籍外において一定の場所に住所または居所を有することである(寄留法第1条)。

出典: 寄留 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0