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名詞
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標準
文例 · 用例
仙人張三猶所在に存し、漠北は論無く、西南裔、亦尽くは明の化に順わず、野火焼けども尽きず、春風吹いて亦生ぜんとするの勢あり。
幸田露伴 運命 青空文庫
繆公は秦の繆公、西に拠有して、漸く其大を成せり。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
本土を空しく尋ね歩いた後に、辺の九州をも探ってみる気になったのである。
菊池寛 恩讐の彼方に 青空文庫
印度に古く梵教の外に異類異族の教多かりしは諺になりある程、それに印度邊の諸國からトルキスタンや、支那を經て日本へ入る迄に無數雜多の土地の傳説を攝取し居る可れば、委陀やブラナ位い調べた所ろが現存佛教の諸説を解くに足ず。
南方熊楠 再び毘沙門に就て 青空文庫
千金の子は堂に坐せずとの諺もある事なれば、好んで超邁を宗として、徒らに吾身の危険を求むるのは単に自己の災なるのみならず、また大いに天意に背く訳である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
の武夫皆弓槍刀銃を嗜まざるなし、これ地理風質の異るに依るのみ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
安房は国史にはかなり古いが、徳川氏が江戸を開く以前は中央首都から遠い辺の半島であったから極めて歴史に乏しく、したがって漁業地としてのほかは余り認められていない。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
けだしこの時といえども、通商の国は和蘭一州に限り、その来舶するや、ただ西の一長崎のみなれば、なお書籍のとぼしきに論なく、すべて修学の道、はなはだ便ならざれば、未だ隔靴の憾を免れず。
福沢諭吉 慶応義塾の記 青空文庫