来八
らいはち
名詞
標準
文例 · 用例
――事変以来八十九日目。
— 太宰治 『秋風記』 青空文庫
いや其様なことを云うまでもなく、釈迦にさえも娑婆|往来八千返の談があって、梵網経だか何だったかに明示されている。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
唯一の異なった選択は、従来八ビット機で使ってきたマイクロソフトのベーシックと互換性を持った一六ビット版を、あらたに自ら書き起こすことだった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
初代のPC―9801は、八インチと五インチのドライブをオプションとしており、従来八ビット機でアプリケーションの供給媒体として広く使われてきたカセットテープレコーダーのインターフェイスも別売にまわしていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
加之拙者本来八岐大蛇の転生で、とかく四、五升呑まぬと好い考えが付かぬが、妻がかれこれ言うから珍しく禁酒中で、どうせ満足な竜の起原論は成るまいが、材料は夥くある故、出来るだけ遣って見よう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
「関ヶ原以来八十石が、未だ八十石だ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
枯枝の落つ間も動く舟の数 香港は建設以来八十年、全島鬱々たる樹木の山もそれまでは禿山との事。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
本来八幡丸は貨物船で、客を乗せる船ではないのであったが、やはり裏には裏があり、特に船頭と親しいような者は、こっそり乗ることを許されていた。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫