鼠落し
ねずみおとし
名詞
標準
rattrap
文例 · 用例
わが国でも鼠落しを掛くるに小声でその事を話し、鼠に聞えたと思えば今日はやめだなど大音で言う(『郷土研究』一巻六六八頁)。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
鼠落しを掛けた奴が、自分でそいつへ落っこったんだからね。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
これはもうあらゆる悪魔がたくらんだ鼠落しへ跳びこむやうなものである。
— 坂口安吾 『金談にからまる詩的要素の神秘性に就て』 青空文庫
この珈琲店では、お前さんがいつもここに坐って傍の人をじいっと見ているから、ここの隅の方を鼠落しと云っているわ。
— ストリンドベルヒ August Strindberg 『一人舞台』 青空文庫
妖女は、それから、台所のねずみおとしをのぞきに行きました。
— またの名「ガラスの上ぐつ」 『灰だらけ姫』 青空文庫
妖女は、サンドリヨンにいいつけて、ねずみおとしの戸をすこしあげさせますと、ねずみたちが、うれしがって、ちょろ、ちょろ、かけ出すところを、つえでさわりますと、ねずみはすぐと、りっぱな馬にかわって、ねずみ色の馬車馬が六とう、そこにできました。
— またの名「ガラスの上ぐつ」 『灰だらけ姫』 青空文庫
サンドリヨンは行って、ねずみおとしを持って来ましたが、そのなかに、三びき、大ねずみがいました。
— またの名「ガラスの上ぐつ」 『灰だらけ姫』 青空文庫
すると、火星兵はねずみが、ねずみおとしのわなにかかったように、ぴょんとはねて、どたんと下にたおれた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
作例 · 標準
台所にねずみが出たので、ねずみ落としを仕掛けた。
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昔ながらのねずみ落としは、バネの力が強くて危険だ。
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ねずみ落としにかかったねずみを見て、ゾッとした。
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