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根締め

ねじめ
名詞
1
標準
pounding down earth around the roots of a tree
文例 · 用例
庭石の根締めになっていたやしおの躑躅が石を運び去られたあとの穴の側に半面、黝く枯れて火のあおりのあとを残しながら、半面に白い花をつけている。
岡本かの子 青空文庫
年は取っても腕は狂わず、五人の梳手を使って、立ち詰めに髷の根締めに働いていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
この中之島には亭々とした三がい松以外には源平染分けの椿、四季咲きの薔薇、黄水仙、青黄ろい春蘭、青木の深紅の実、むらさきの雲のような沈丁花などが、岩の根締めやら芝生との配合のためわたくしたちの朝飯の卓をめぐって、ところまだらに、それ/″\持前の色彩を盛り上げております。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
わたしはおまえの声を聞いただけでもう苔松に花桔梗の根締めを添えたように和められ、脆くなってしまっている自分に向って不覚にも憐れみを施す涙が零れた。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
熊手の真ん中にまず大根締めを取り附け、その上に俵を三俵または五俵真ん中に積み、その後に帆の附いた帆掛け船の形が出来て、そのまわりにいろいろな宝が積み込んであるように見せて、竹の串に刺して留めてある、ちょうど大根締めと俵とに刺さるようになるのです。
熊手を拵えて売ったはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
藍縦縞の結城紬の、仕立てのよいのをピチリと着け、帯は巾狭の一重|博多、水牛の筒に珊瑚の根締め、わに革の煙草入れを腰に差し、微笑を含んで話す様子が、途方もなくいきであった。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
また植木屋だけに、狭い庭に苔付きの風雅な石三つを伏せ、女竹のひと叢、石の根締めに石菖、古木の梅におもとという配置もしっとりとおちついていた。
山本周五郎 新潮記 青空文庫
根を切って、それを返し、ふさふさとした黒髪を幾たびも梳いて、女用の松金油は、やや香りが高すぎるが、それを塗って、形よく銀杏に折り曲げ、キリキリッと元結を巻いて、根締めの唾を舐めてつける。
船路の巻 鳴門秘帖 青空文庫
作例 · 標準
植木職人が、新しく植えた木の周りに根締めをしている。
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苗木が倒れないように、しっかりと根締めをして固定した。
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根締めの作業は、土を固めるだけでなく、水分保持にも重要だ。
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2
標準
adding short branches of flowers to the base of an arrangement in ikebana
作例 · 標準
生け花では、作品全体のバランスを取るために根締めが重要だ。
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師範は、花の根締めの位置を細かく指導した。
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彼女の生けた作品は、根締めまで丁寧に作られていた。
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