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精神集中

せいしんしゅうちゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
道徳経の中にすでに精神集中の重要なことや気息を適当に調節することを述べている――これは禅定に入るに必要欠くべからざる要件である。
茶の本 茶の本 青空文庫
すると彼は一種の自己催眠に陥り、異常なる精神集中状態に入るのだった。
海野十三 くろがね天狗 青空文庫
「※」と封じて精神集中、長く間を保って精神統一、――この心境持続の間は、壁を攀ずることも天井を渡ることも、いながら肉身空に向かって、数丈の高さに浮かぶことも、自由自在だといわれていた。
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
そして自分のはなれわざは、極度に精確な算数によるものであって、精神集中作用が完全にいっているかぎり、万が一にも仕損じる気づかいはないと断言したそうだ。
モーリス・ルヴェル 或る精神異常者 青空文庫
しかしかりにも人間の生命が精神集中ひとつで保たれている場合、それはずいぶん不安定な懸釘にかかっているものだということもできるのだ。
モーリス・ルヴェル 或る精神異常者 青空文庫
彼はまだ、自分のほんとうに求めているものが見つからなかったが、ふとこんなことを思いついた――精神集中といっても、人間の気力にはかぎりがある。
モーリス・ルヴェル 或る精神異常者 青空文庫
しかしはなれわざをやるときはどのみち完全な精神集中が必要ですから、わたしは何かしら観客席に目標をきめて、そればかりをじっと見つめて、決してほかへ気を散らさぬようにします。
モーリス・ルヴェル 或る精神異常者 青空文庫
したがつて彼は大へん立派な秘書であつた……提督の通信物がドンドン集まつてきてたまつたのを整理するのにも、ゴルフボールを相手にするときと同じようにすばやい一心不乱の精神集中法を用いていた。
THE GREEN MAN 緑色の人 青空文庫