愚姉
ぐし
名詞
標準
older sister
文例 · 用例
河向ひから池までの熊笹を切開いた路はぐしよ/\に水浸しになつて歩きにくかつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
河向いから池までの熊笹を切開いた路はぐしょぐしょに水浸しになって歩きにくかった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
「水無瀬女よ、めぐし姪姫よ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それまでに心身の緊張をほぐし、徐ろに食欲に呼びかける時間なのだ。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
偶然のように顔を見合して、ただ一通りの好感を寄せる程度で、微笑して呉れるときはともよは父母とは違って、自分をほぐして呉れるなにか暖味のある刺戟のような感じをこの年とった客からうけた。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
ぐしゃッと人間の肉体が××××音が薪の崩れ落ちる音にまじった。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
小路の奥の、石塀の中の一ツの家では、すゞが、安物の手ミシンにむかって、ドレスを縫ったり、ほぐしたり、また縫ったりやっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
張子の人形を立っているまゝ頭からぐしゃりと縦に踏みつけたようなのや、××も、ふくよかな肉体も全く潰されて、たゞもつれた髪でそれと分る女が現れてきた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
作例 · 標準
私の愚姉がいつもご迷惑をおかけしておりますと、弟は先生に詫びた。
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愚姉は買い物好きで困りますが、根は優しい人なんです。
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愚姉が留学先から送ってきた手紙には、現地の生活の苦労が綴られていた。
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