次弟
じてい
名詞
標準
文例 · 用例
しかし霞亭は自ら彦を称して「予次弟」と云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
王と次弟は私かに之を洩らしたので其妃共病と稱して來らず。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
末弟の妃は一向知ずに來たのを王と次弟が捕へて人柱に立てた。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
」 いつか次弟の伸といろいろ近親のものの話をした時、弟がこう言って、しきりに折があったら米はん(従兄)にその話を聞いて見るように勧めた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
三の丸では次弟が生れた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
お爺さんは新発田から二里半ばかり距たった次弟浜という海浜にいた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
弟達が来ますと、二人に両方の手を握らせて、暫くは如何にも安心したかの様子でしたが、末弟は試験(京大入学試験)の結果が気になって落ちつかず、次弟は商用が忙しくて何れも程なく帰ってしまいました。
— 梶井久 『臨終まで』 青空文庫
弟二人、次弟の妻、それの両親など飛んで来て瞳孔を視ましたが開いては居ません。
— 梶井久 『臨終まで』 青空文庫