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亭主の好きな赤烏帽子

ていしゅのすきなあかえぼし
表現
1
標準
even an eccentric head of family must be obeyed
文例 · 用例
東 亭主の好きな赤烏帽子西 寺から里へ 松浦肥前守、赤き烏帽子を戴きしといふ奇解の塩尻に出でしより、人皆之に従ひて怪まず、多くの画にも、人の赤き烏帽子冠れるさまを描きたれど、土地によりては、赤烏帽子と云はずして、「亭主の好きな赤鰯」といふもあるなり。
幸田露伴 東西伊呂波短歌評釈 青空文庫
奥座敷上段の広間、京間の十畳で、本床附、畳は滑るほど新らしく、襖天井は輝くばかり、誰の筆とも知らず、薬草を銜えた神農様の画像の一軸、これを床の間の正面に掛けて、花は磯馴、あすこいらは遠州が流行りまする処で、亭主の好きな赤烏帽子、行儀を崩さず生かっている。
泉鏡花 湯女の魂 青空文庫
挙式当日、羽山の義兄の家へ行ったところ、先方は少し酔っていて、「男のバカと女の利巧はちょうど同じだ、生活力では男にはかなわないのだから、夫を大事にしろ」「亭主の好きな赤烏帽子という意味を知っているか」などといわれ、あんな風に私が侮辱されても、羽山は何ともいってくれないのかとさびしく思いました。
その二 大岡越前守 安吾人生案内 青空文庫
クリーニング氏の義兄がすこし酔って夫人に向い「男のバカと女の利巧はちょうど同じだ、生活力は男にかなわないのだから良人を大事にしろ」「亭主の好きな赤烏帽子という意味を知ってるか」と、云ったそうだ。
その二 大岡越前守 安吾人生案内 青空文庫
作例 · 標準
亭主の好きな赤烏帽子って言うけど、父の趣味にはついていけないわ」と母は笑った。
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亭主の好きな赤烏帽子の例えのように、家庭では夫の意見が尊重されることが多かった。
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あの夫婦は、まさに亭主の好きな赤烏帽子で、夫の言うことが絶対だ。
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亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし) — 幻辞.com