転者
てんしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
公園の垣根のところまで来ると、千二は、そこに一台のりっぱな自動車が、運転者もいないで放りっぱなしになっているのに気がついた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
陽焼けをふせぐために、運転者が左腕にだけはめる袖のようなものが、かつて市販されていた。
— 片岡義男 『ラハイナまで来た理由』 青空文庫
本人は氣轉者で、利發な娘ですから、皆んなに調法がられ、いづれはよい婿でも搜して、暖簾を分けてやらうと、私一存できめてをります」 お常は斯う行屆いたことを言つて、靜かに眉を伏せるのでした。
— 血塗られた祝言 『錢形平次捕物控』 青空文庫