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呉る

くる
Nidan verb (lower class) with 'ru' ending (archaic)動詞-他動詞頻度ランク #252 · 青空 0
1
標準
to give
文例 · 用例
これを何といふ名の雲ぞと折ふし老人などに問ひたれど教へ呉るゝ人も無く、彼の雲出づるは天気よき兆なりと云ひしを聞きたるのみなりしに、海賊衆の一なる能島家の兵書によりて、ほそまひ雲といふものなりと知りぬ。
幸田露伴 雲のいろ/\ 青空文庫
源太は聞いて冷笑ひ、何が汝に解るものか、我の為ることを好いとおもふて居てさへ呉るればそれで可いのよ。
幸田露伴 五重塔 青空文庫
さて食を供するに至りて、賊の中にはわが肩を敲きて、皿に肉塊を盛りて呉るゝもありき。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
世の中は廣けれど、眞ごゝろより我上を氣遣ひ呉るゝ人、彼媼の如きはあらじ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
嗚呼、我にも猶此の如く慰め呉るゝ友あるこそ嬉しけれ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
今日、あの非道者は、妾の胸にも白刄を差し付けて、われに靡け、否と云はゞ御身はもとより、母御前も渡どのも一つ刄に、刺し貫いて呉るゝぞと云つた。
菊池寛 袈裟の良人 青空文庫
忽ち、伯母御前なる、衣川殿を訪ねて、あさましや、白刄を伯母の胸に差し付け、袈裟を呉るるか命を呉るゝか、二つに一つと脅した。
菊池寛 袈裟の良人 青空文庫
しかし、わるう思つては呉るゝな。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
作例 · 標準
「何ぞよき物あれば、我に呉るべき」と、旅の僧は村人に慈悲を乞うた。
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その美しい布は、亡き母が形見として私に呉れた、かけがえのない宝物だ。
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神よ、どうか私にこの困難を乗り越える勇気を呉れと、祭壇の前で祈りを捧げた。
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呉る(くる) — 幻辞.com