攝生
攝生
名詞
標準
文例 · 用例
不攝生はよろしくないが、甜瓜位は飽くことを知らずに食ふ。
— 長塚節 『旅行に就いて』 青空文庫
燒酎の不攝生に人々の胃を犯すのもこの時である。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
適度の攝生さへやつてゐれや肺病なんて怖いもんぢやないつて、其奴が言つてるぜ。
— 石川啄木 『我等の一團と彼』 青空文庫
老人は不攝生の爲めに眼の下の腫れ上つた白い眼をむき出して「うん」と生返事をして、寒さうに心配でまつ青になつて溜息をついた。
— 千家元麿 『自分は見た』 青空文庫
例へば鄭景岫の南中四時攝生論などは、名を見れば分るものを崇文總目は解釋してゐる。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
賢人は攝生病を愼む人の如し。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
さうしてこの状態を脱却するまでには、自分としては堪へ難いほどの忍耐と攝生とを積まなければならなかつた。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第三』 青空文庫
背が低くて青黒くて、不攝生な生活と酒毒にやられたブヨブヨした身體、昔はいくらか良かつたであらうと思はれる眼鼻立も、この不健康に害ねられて、まともに見る影もありません。
— 用心棒 『錢形平次捕物控』 青空文庫