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数滴

すうてき
名詞
1
標準
several drops
文例 · 用例
手近にあったアルコールの数滴を机の上に垂らしてその上に玉虫の口をおっつけると、虫は活溌にその嘴を動かしてアルコールを飲み込んだ。
寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より 青空文庫
」言うに同じくして、男は白い結晶を少々容器のなかに落とし、ついで透明の液体を数滴加えた。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
第八の娘は徐かに数滴の泉を汲んで、ほのかに赤い唇を潤した。
森鴎外 青空文庫
二 口中に注ぎ込まれた数滴のウィスキイが、利いたのか、それとも偶然そうなったのか、青年の白く湿んでいた眸が、だん/\意識の光を帯び始めた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
――成程、薄く積った地面の雪の上には、軌条から二|呎程離れしかも軌条に平行して、数滴の血の雫の跡が一列に並んで着いている。
大阪圭吉 気狂い機関車 青空文庫
その列の尖端、つまり血の雫の落始まった処は、屍体よりも約五|呎程の東寄にあって、其処には同じ一点に数滴の雫が、停車中の機関車の床から落ちたらしく雪の肌に握拳程の染を作っている。
大阪圭吉 気狂い機関車 青空文庫
二 口中に注ぎ込まれた数滴のウ※スキイが、利いたのか、それとも偶然さうなつたのか、青年の白く湿んでゐた眸が、だん/\意識の光を帯び始めた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
と物凄い叫び声をあげて花嫁が盃をとり落すと、その時、天井から続けざまに数滴の赤い液体が滴って、花嫁の晴着に、時ならぬ紅葉を描いた。
小酒井不木 血の盃 青空文庫
作例 · 標準
コーヒーにミルクを数滴垂らすと、香りがまろやかになった。
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乾燥した瞳に目薬を数滴差すと、不快感がすっと消えていった。
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アロマオイルを数滴ハンカチに染み込ませて、仕事の合間にリラックスする。
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