三七日
みなぬか異読 みなのか・さんしちにち
名詞
標準
21st day after death
文例 · 用例
母のお豊はむしろ我が子をすすめて出してやるほどであったが、久次郎の参詣が初めの一七日が過ぎて更に二七日となり、又もや三七日となり、四七日とつづくようになったので、店の番頭どもは少し不安を感じて来た。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
更に二七日、三七日、四七日と祈りつづけても、やはりその験のあらわれないのは甚だ不思議に思っていたところが、今になってその仔細が初めて判った。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
柿の実の紅きもさびし雑司ヶ谷 二十九日、英一の三七日、家内の者ども墓参にゆくこと例のごとし。
— ――甲字楼日記の一節―― 『叔父と甥と』 青空文庫
三七日の夜、親族会議がひらかれた席上、四国の高松から来た軽部の父が、お君の身の振り方に就て、お君の籍は実家に戻し、豹一も金助の養子にしてもらったらどんなものじゃけんと、渋い顔して意見をのべ、お君の意向をきくと、「私どすか。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
三七日の夜、親族会議が開かれた席上、四国の田舎から来た軽部の父が、お君の身の振り方につき、お君の籍は金助のところへ戻し、豹一も金助の養子にしてもろたらどんなもんじゃけんと、渋い顔して意見を述べ、お君の意嚮を訊くと、「私でっか。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
倉沢も一緒に行こうなどと言っていたのであるが、親戚の老人が死んだので、その二七日や三七日の仏事に参列するために、ここで旅行することはむずかしいと言った。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
三七日の夜、あらたまって親族会議があった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
毎日朝から晩まで房枝のことばかり突き詰めて考えていた房枝の父親は、房枝の三七日の墓参りの済んだあとでとうとう鈴木女教員を責めに彼女の下宿を訪ねていった。
— 佐左木俊郎 『錯覚の拷問室』 青空文庫
作例 · 標準
三七日の法要を無事に終え、遺族はようやく少しずつ日常生活を取り戻しつつある。
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亡くなった祖父の三七日に、親戚一同が再び集まって生前の思い出話を和やかに語り合った。
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仏教の教えでは、三七日は閻魔大王による生前の行いへの裁きを受ける重要な日とされている。
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