整粛
せいしゅく
名詞
標準
文例 · 用例
」〔松本佐藤ノ二子鷲津知事ニ従ヒテ登米県ニ之クヲ送ル 馬前落葉離愁乱レ/朝雨江頭猶未ダ収マラズ/部伍令明ラカニシテ尤モ整粛/使君政簡ニシテ太ダ風流/過ギル時ハ感ズルヲ休メヨ白河ノ暮/到ル日ハ須ク観ルベシ松島ノ秋/語ヲ寄セヨ厳冬大雪多カラン/一領ノ白狐ノ裘無カル可ケンヤ〕となすものを見た。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
そして、天龍川の岸、神増村まで軍をすすめたが、甲州二万七千余の大軍が、各部に整粛な陣をはり、その陣地陣地が、信玄の中軍から車軸と車の歯のように、完全に統一されているのをながめて、「ああ、さすがは」 と、家康も、丘に立って、しばらく拱手したまま、嘆称していたということである。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫