粉々になる
こなごなになる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to break into fragments
文例 · 用例
その一個を取って、ハタと叩きつけると、床に粉々になるのを見向きもしないで、躍上るように勢込んで寝台に上って、むずと高胡坐を組んだと思うと、廊下の方を屹と見て、「馬鹿な奴等!
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
だから、博士は、粉々になる地球の上にいて死んでしまうのはいやだから、その前にこの大空艇にのって地球をはなれ、火星へいくつもりじゃなかったのでしょうか」「なるほどねえ、それは、ちょっと理窟になっているねえ。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
かまわないから粉々になるまでやれといってくれ給え」 と心地よげにカラカラと笑った。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
それは夢の中で僅かに知っていた小惑星帯出身の囚われの精神が用いていた言語で――そこでは、小惑星として粉々になる前の原始惑星から多くの太古の生命と伝説が生き延びていた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
ひどく活きのいい奴で、危うく船まで粉々になるところだった。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫
島が上昇して浮台に当ったら、粉々になる」 見物人にとって運が良かったのは、島を持ちあげる海水圧力が巨大なために、当初ゆっくり上昇するから、十分な時間があり、舟橋を走って海岸へたどり着けたことだ。
— The Island of Shadows 『幽霊島』 青空文庫
そうして、その風船をどうするのかね」「つまり、彗星が地球に衝突すると、地球が、こなごなになるでしょうがな。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
それがだんだんすすむと、やがてはおそろしい大爆発となって、怪塔がこなごなになるであろうことは、わかりすぎるほどわかっていました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
作例 · 標準
台風で窓ガラスが粉々になった。
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彼は怒りで皿を壁に投げつけ、粉々にした。
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事故で車が粉々になり、原型をとどめていなかった。
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