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関左

せきひだり
名詞
1
標準
文例 · 用例
花はさくら、さくらは武藏の小金井と、上水の音に聞ゆる關左の名勝、水道の水の香ばしきを汲むにも、心は上流の花に飛ばずんばあらず。
大町桂月 小金井の櫻 青空文庫
右 勝卜部兼直しぐれつる雲を外山にわけすてて  雪に越えゆく足柄の關左前中納言爲相女足柄の山のあらしの跡とめて  花の雪ふむ竹の下道花を踏むも、雪を踏むも、風情にさばかりの優劣はなけれど、嵐のあとをさぐるよりは、時雨の雲をわけつる方が、細工の痕なくて、自然の詩趣を得たり。
大町桂月 足柄の山水 青空文庫
右 持藤原光俊秋までは富士の高根に見し雪を  わけてぞ越ゆる足柄の關左從二位頼重旅衣しぐれてとまる夕暮に  なほ雲こゆる足柄の山いづれも、小細工と小理窟とよりこねあげたる駄作也。
大町桂月 足柄の山水 青空文庫