凡常
ぼんじょう
形容動詞名詞
標準
ordinary
文例 · 用例
若し夫れ徳愈高ければ、其の氣は所謂凡常の徒の所謂氣といふものとは自ら異なつて來るには相違無いから、聖賢の分際の事は今姑らく避けて言はずとするが、要するに『我と我が信との一致の自覺』は、最も良い意味に於ての張る氣の因つて起るところとなる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
我に返りて後其声を味へば、凡常の野雀のみ、然るも我が得たる幽趣は地に就けるものならず。
— 北村透谷 『山庵雑記』 青空文庫
周公や孔先生の徳の高さを以てして、尚且つ人に知られない、その知られないのは、凡常の人にはその偉さが理解出来ないからである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
即ち我が当面の事情と同じような事情に対する解決は、どの書の中にも何人の教の中にも在るに相違ない、学んで学び得れば、凡常の人が提出するような問題を解決するには有り余るほどの知識が、簿記・計算の書と教える師には備わっていて不足は無いのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
妙海 (同じく中年なれど凡常の容貌を具え手には珠数を下げたり)まだわしらが眼には見えぬというだけのことだ。
— 郡虎彦 『道成寺(一幕劇)』 青空文庫
併し俺は此等の凡常なる人物によつて構成される潮流には無頓着であることが出來ない。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第一』 青空文庫
(六、一、一)十二 善と惡 (ある年少の友のために)1 凡ての人には善心と惡心とがある、世界には純惡の人が存在しないと等しく純善の人も亦存在しない――これは改めて云ふまでもない凡常な眞理である。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第三』 青空文庫
3 此の如きは凡て繰返して云ふまでもない凡常の事實である。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第三』 青空文庫
作例 · 標準
He lived a *bonjō* life, free from major dramas or excitements.
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The town was known for its *bonjō* atmosphere, quiet and predictable.
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She longed for something more than a *bonjō* existence.
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