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縲紲

縲紲
名詞
1
標準
文例 · 用例
自らその罪を責めて、甘んじて享くべき縲紲を、お鶴のために心弱り、獄の暗よりむしろつらい、身を暗黒に葬ったのを、秘に知るは夫人のみ。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
而して可憐の冤民ハ兇徒嘯集罪に擬せられ前橋の獄に繋がるゝもの六十余名、谷中川辺二村の人民亦縲紲の辱を受けたれども審理の末放免せられ犯罪の汚名を雪ぐを得たり。
田中正造 非常歎願書 青空文庫
一たびこれに触れると、忽縲紲の辱を受けねばならない。
永井荷風 西瓜 青空文庫
失意の人々の中には董狐の筆を振って縲紲の辱に会うものもあり、また淵明の態度を学んで、東籬に菊を見る道を求めたものもあった。
永井荷風 西瓜 青空文庫
それでテンゲーリンの臣下がいろいろの事をやったに付け込んで、その主人のテーモ・リンボチェにまで累を及ぼして、遂に縲紲の中に横死するに至らしめたのである。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
間道を取れば強盗及び猛獣の難あり、公道を取れば縲紲の辱めを受くる恐れあり、いずれの道を取れば無事に目的地に着く事が出来ましょうか。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
吾・縲紲の中に在るに方り、(五三)彼、我を知らず。
管晏列傳第二 國譯史記列傳 青空文庫
己を知るものにして而も禮無くば、固より縲紲の中に在るに如かず』と。
管晏列傳第二 國譯史記列傳 青空文庫