御洒落
おしゃれ
名詞
標準
文例 · 用例
其代り人から御洒落と云はれても、何の苦痛も感じ得ない。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
その代り人から御洒落と云われても、何の苦痛も感じ得ない。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
私はそのやうなおしやれを、人に感附かれぬやうひそかにやつた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
うちの人たちは私の容貌を兄弟中で一番わるいわるい、と言つてゐたし、そのやうな惡いをとこが、こんなおしやれをすると知られたら皆に笑はれるだらう、と考へたからである。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
すなはち、「誰にも知られぬ、このやうな佗びしいおしやれは、年一年と工夫に富み、村の小学校を卒業して馬車にゆられ汽車に乗り十里はなれた県庁所在地の小都会へ、中学校の入学試験を受けるために出掛けたときの、そのときの少年の服装は、あはれに珍妙なものでありました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
おしやれの本能といふものは、手本がなくても、おのづから発明するものかも知れません。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
おしやれで嘘のうまい好色な、そして殘忍でさへあつた葉藏を、小菅は少年のころから好きだつたのである。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
「そんなにおしやれしなくたつていゝぢやないか、早くおしよ。
— 水野仙子 『散歩』 青空文庫