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加虐

かぎゃく
名詞動詞-サ変名詞-の形容詞
1
標準
causing pain
文例 · 用例
雪子の細胞には、他人のさういふ仕打ちの底の心理を察して羨むだけの旧家育ちの人間によくある、加虐性も被虐性も織り込まれてゐた。
岡本かの子 過去世 青空文庫
アハハ」 本当は新橋の片隅の横丁のインチキバアで人喰人種の口のやうな女にかぢりついて貰つたのだが、貧し貪すれば残るものは弱い者いぢめの加虐癖ぐらゐのもの、しすましたりと嬉しさうにダラシなく笑つて、かう言ふ。
坂口安吾 オモチャ箱 青空文庫
アハハ」 本当は新橋の片隅の横丁のインチキバアで人喰人種の口のような女にかじりついて貰ったのだが、貧し貪すれば残るものは弱い者いじめの加虐癖ぐらいのもの、しすましたりと嬉しそうにダラシなく笑って、こう言う。
坂口安吾 オモチャ箱 青空文庫
ラマ教徒はすべて激越な狂信者で、一種独得のクリュオーテシスム(加虐性)については、鎖国前一七〇六年に入蔵した伊太利の耶蘇会士イッポリート・デシデリが、「思い出すだけでも身の毛がよだつ」と旅行記に書いている。
久生十蘭 新西遊記 青空文庫
これがラマ教徒の加虐性が怠けているときの結果だが、そういう状態で、最低五年から二十年ぐらいまで忘れられる。
久生十蘭 新西遊記 青空文庫
作例 · 標準
彼の書く小説には、登場人物に対する精神的な加虐の描写がしばしば見られる。
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その映画は、主人公が経験する執拗な加虐の様子を克明に描き出している。
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歴史上、権力者が民衆に対して行った加虐の記録は数多く残されている。
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