肥船こえぶね名詞1標準文例 · 用例……あっちの荷足をしかりつけ、こっちの肥船をおどかして、ようやく川なかへ漕ぎだしたんですが、このごたくさのあいだに衝きあたった石船のほうは、いちはやく逃げてしまって影もかたちもない。— 紙凧 『顎十郎捕物帳』 青空文庫――ざまを見ろ、肥船の尻にでもついて、流れてしまえ」二 あやしげな鯛、長芋のお椀、こぶ巻、ご馳走といっても、そんな程度だが、倹約家の土肥半蔵にしては、大散財のつもりなのである。— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫