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衝立

ついたて
名詞
1
標準
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文例 · 用例
座敷の衝立の向うで侍が五、六名酒を呑んでいる。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
をばさんは山盛に盛り上げた皿の前に、衝立を立てるやうに、談話と云ふものを立てて置いて、胃腸の消化と空想の消化とに競走をさせてゐる。
DAS FAMILIENFEST 祭日 青空文庫
城の崖からは太い逞しい喬木や古い椿が緑の衝立を作っていて、井戸はその蔭に坐っていた。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
涼しそうな緑の衝立の蔭。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
伐り残された大木が彼処此処に衝立つて居る。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
白髪の婆が目を光らして、見るなよ、見るなよ、と言いそうな古納戸めいた裡に、字も絵も解らぬ大衝立を置いた。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
屏風、繪屏風、衣桁、衝立――お輕が下りさうな階子もある。
泉鏡太郎 飯坂ゆき 青空文庫
何か、茸に酔った坊さんが、山奥から里へ迷出たといった形で、手をたたき、たたき、例の玄関の処へ出て、これなら聞えようと、また手を敲こうとする足許へ、衝立の陰から、ちょろりと出たのは、今しがた乳母どのにおぶわれていた男の児で、人なつッこく顔を見て莞爾々々する。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
作例 · 標準
リビングとダイニングの間に、和風の衝立を置いて空間を区切った。
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お客様が来られたので、部屋の雰囲気を変えるために衝立を移動させた。
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書斎では、デスクの配置を工夫し、作業スペースを確保するために小さな衝立を利用している。
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ウィキペディア

衝立(ついたて)は、日本の家屋(とりわけ、伝統的家屋)で用いられる、パーティション(間仕切り)用家具の一種。襖障子・板障子・組子などといった障壁に使える物に台脚を取り付けることで自立する調度品に仕立てたもので、屋内にて、間仕切り、目隠し、風除け、装飾性・芸術性などを目的に用いられる。

出典: 衝立 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0