野心家
やしんか
名詞
標準
ambitious person
文例 · 用例
からだの弱さうな、気の弱さうな人であるけれども、あれで却々野心家だとも思つてゐた。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
私はまた日本人は野心家であるが、それにもまして日本人がお人好しであること、恋を恋とも思わぬ日本人の高潔は畢竟それは日本人に不足した性教育のためである。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
最もいゝのは仙子氏が野心家ではなかつたことだらう。
— 有島武郎 『水野仙子氏の作品について』 青空文庫
傍若無人に何か柿江と笑い合う声がしたと思うと、野心家西山と空想家柿江とはもつれあってもう往来に出ているらしかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
好い奴ですが、どうも幼稚な野心家でね。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
それから今までやつた美術品にしても工芸品にしても、一流の定評のあるものばかりで、多分に冒険性を含んだ野心家の「試み」をやられては、折角築き上げて来た芸館の一流品展観所としての貫禄を少からず損ずると、支配人が急に主張し出したといふことも仲介者は伝へた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
軽薄な野心家には、都ほど住みよいところはありません。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
彼は偉大なのらくら者、悒鬱な野心家、華美な薄倖児である。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
作例 · 標準
彼は野心家で、いつか自分の会社を立ち上げたいと考えている。
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若い頃の彼女はかなりの野心家で、常にトップを目指していた。
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あのプロジェクトを成功させたのは、ひとえに彼の野心家としての行動力があったからだ。
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