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名詞
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標準
文例 · 用例
彼の機嫌を損ねはせぬかと々焉として懼れるものの如くである。
幸福 南島譚 青空文庫
……貪らず、らず、乱れず。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
明日あたり突然と差押などを吃せられたら耐らんな」「余り蒲田が手酷い事を為るから、僕も、さあ、それを案じて、々してゐたぢやないか。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
自ららぬ罪は謹んで負う。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
吾人は我邦の公共事業の舞台に立つて役者たる者が、少しく気局を濶大にせん事を願うて止まざるなり、之を政治家に例すれば、県治の政事海にあるものは論争常に県治の中に跼蹐し、之れを全国の政事海に徴すれば、奔馬常に狭少なる民吏の競塲に々たるに過ぎざるなり。
北村透谷 一種の攘夷思想 青空文庫
内地雑居となった暁は向う三軒両隣が尽く欧米人となって土地を奪われ商工業を壟断せられ、総ての日本人は欧米人の被傭者、借地人、借家人、小作人、下男、下女となって々焉憔々乎として哀みを乞うようになると予言したものもあった。
内田魯庵 二十五年間の文人の社会的地位の進歩 青空文庫
ここにおいてか警察部長は万一をおもんぱかり、彼に向かってせつに集会を中止せんことを求めたけれども、元来彼ロイド・ジョージは、自ら反みて縮からずんば褐寛博といえども吾ざらんや、自ら反みて縮くんば千万人といえども吾|往かんという流儀の豪傑なれば、なんじょうかかる事にひるむべき。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
甚太夫はそこでりながらも、兵衛が一人外出する機会を待たなければならなかった。
芥川龍之介 或敵打の話 青空文庫