繰り上げ
くりあげ
名詞頻度ランク #24823 · 青空 0 例
標準
upward move
文例 · 用例
今年の秋祭はわが帰省中にとの両親の考えで少し繰り上げて八月某日にする事ときめてあったが、数日来のしけで御供物肴がないため三日延びた。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
喜んだ三次、T「ウチの旦那を呼んで来な」 と言って印籠を勝坊の手に握らせて、T「明日の敵討今晩に繰り上げだ!
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
ところが明後日は私ちょっとはずせない用があるんですが、どうでしょう明日に繰り上げていただいちゃ、おさしさわりになりますか」「ははん、活動写真は明日から廃業だな。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
おともだちの上※たちが、ふと一人見着けると、にわかに天楽の音を留めて、はらはらと立かかって、上へ桂を繰り上げる。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
井戸の傍を通ると、釣瓶も釣瓶|繩も流しに手繰り上げてあツて、其がガラ/\と干乾びて、其處らに石|灰が薄汚なくこびり付いてゐた。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
あるところまで書き終えると、ワードプロセッサーは自動的に巻紙の数行を繰り上げて、新しく入力される文字のスペースを確保します。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
「あしたはお約束で出られないもんですから、繰り上げて今日ご参詣にまいりました」と、お蝶も笑いながら答えた。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
軈て藁が竭きると傭人は各自に其繩を足から手へ引つ掛けて迅速に數を計つては土間から手繰り上げながら、繼がつた儘一|房づゝに括つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は今回の人事異動で、課長への繰り上げが決定した。
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イベントの開始時間が1時間繰り上げになった。
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予想より早く繰り上げ当選が決まって、彼も驚いていた。
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ウィキペディア
繰り上げ(くりあげ)とは、序列・順位付け等の下位に置かれていたものが、なんらかの事由によって、上位に転じることを言う。繰り上げの対象となった「元の上位」側は、序列・順位を落として繰り下げとなるか、除外されるが、そのいかんは定義の外である。
出典: 繰り上げ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0