顎のしゃくれた
あごのしゃくれた
表現
標準
(person) with a turned-up chin
文例 · 用例
ごじゃ/\と書類の積まさった沢山の机を越して、窓際近くで、顎のしゃくれた眼のひッこんだ美しい女の事務員が、タイプライターを打ちながら、時々こっちを見ていた。
— 小林多喜二 『独房』 青空文庫
「へへえ、これは先生さまあ……」顎のしゃくれた女房がお世辞笑いをして科をつくるのであった。
— 本庄陸男 『白い壁』 青空文庫
「貴様は、この蔀半四郎を怪しいと睨んだそうだな」「とんでもない、旦那」「いまさら胡麻を摺っても追っつかぬぞ、――その方の家来、あの顎のしゃくれた野郎が、昨日拙者が何をしていたか、くどく訊きおったぞ。
— 花見の仇討 『銭形平次捕物控』 青空文庫
くろい、あごのしゃくれた小さい顔は、あらわに敵意をみせていた。
— 徳永直 『白い道』 青空文庫
作例 · 標準
顎のしゃくれたの例文