振り合い
ふりあい
名詞
標準
consideration
文例 · 用例
「私、はる子さんてひと、よく知らないんだけど……」と、まわりの振り合いを女らしく考え、それだけで出すものもある。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
僧一 袖の振り合いも他生の縁とか申します。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
シナ日本においても東インドの振り合いをもって、とくと御勘考これあり候ようしかるべくと存じ奉り候。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
さあ、もうぐずぐずしてられへん」いうて、そいからもう一度別れ惜しんで、互にぶるぶる顫てる手エ振り合いながら薬飲みましてん。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫
安心致しました」 とお母さんは大に力を得て、「けれども他の方の振り合いもございますから、今も申しました通り、私、出すなら余り吝なことはしたくありませんの。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
振り返った私と美代子の目があって、ふたりとも笑顔で手を振り合い、電車は発進していき、それっきり。
— 片岡義男 『道順は彼女に訊く』 青空文庫
――この申し渡しにはなにかふりあいがあるに違いない。
— 山本周五郎 『いさましい話』 青空文庫
ところが清正は、他の家士のふりあいもあるので、表向き五百石、内分千五百石、客分として迎えましょうと、要求以上の好遇をもって答えて来たので、「それほどまで、孫の器量を御属望くださるなら」 と、一切を長政に託して肥後へ遣った。
— 柳生石舟斎 『剣の四君子』 青空文庫
作例 · 標準
周囲の状況との振り合いを考えて、計画の実施を一時見送ることにした。
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予算との振り合いもあるので、あまり高価な機材は導入できない。
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彼は自分の利益と会社への貢献の振り合いをつけながら、巧みに交渉を進めた。
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標準
circumstances
作例 · 標準
どういう振り合いか、偶然にも小学校の同級生と海外の旅行先でばったり再会した。
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何かの振り合いで、彼は昔の恋人と仕事相手として再会することになった。
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不思議な振り合いで、ライバルだった二人が同じチームで戦うことになった。
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