鹿
かのしし
名詞頻度ランク #7850 · 青空 3176 例
標準
venison
文例 · 用例
それに、ボートのことに例へて話せば、明々白々のことになつて、まさかAとてそんなにまで馬鹿でもあるまいと思へるだらうが、事個性的な仕事の志望者達の間では、極めて至当なこととして、「ぢや、てんで漕げない俺はどうしてくれる」が通用することは決して珍しくないのである。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
茲に見る例は、如何にも馬鹿げて見えませうが、凡そ大概のことが、猶此の程度には馬鹿げてゐるのが、奈何せん実情であります。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
こんな馬鹿げた人間もゐることに何の不思議もないが、こんな人間が文士として通りもする社会といふものは、呆れたものだ。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
世間は三造を馬鹿にしてはゐない、寧ろ三造を喜んでゐる、しかしとりたてて尊敬してもゐはしない。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
三造はその温しさのために、馬鹿共が気にとめぬ謎である。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
――あたしが馬鹿だつたんだから!
— 中原中也 『夢』 青空文庫
勿論暗くなつたればとて、他人様にまで八ッ当りを始められる程の自分なら何を書かう程のことでもないけれど、暗くなると却て明るい真似をしてみたり急に他人本位になつたりしなければならない上に、それでゐて結局人からもさういふ時はやつぱり此奴暗いと見て取られてしまふからには、なんとも馬鹿化た話なんだ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
彼ほど馬鹿正直で、彼ほど子供らしい純潔と卒直さをもつた人間はない。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
作例 · 標準
「おっ、この鹿のジビエ料理、力強い旨味が赤ワインと相性抜群だね」
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山の猟師から分けてもらった新鮮な鹿を、さっそく大鍋で煮込んで村の宴会のメインにした。
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冬の厳しい寒さに備えて、猟師の家では鹿の肉を丁寧に干して保存食の燻製にしている。
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初めて食べた鹿の刺身は、想像していたような臭みが全くなくて、驚くほど甘く淡白な味わいだった。
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標準
deer
作例 · 標準
「あ、見て! 霧の向こう側に鹿が立ってるよ。じっとこちらを見ていて、なんだか神々しいね」
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秋の静まり返った山奥から聞こえてくる鹿の鳴き声は、どこか物悲しく旅人の心に響く。
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夜の山道を車で走っていると、突然茂みから大きな鹿が飛び出してきて、肝を冷やしながらブレーキを踏んだ。
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古い和歌の中では、紅葉した山で妻を求めて鳴く鹿の姿が、秋の情景として好んで詠まれてきた。
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