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鎌髭

かまひげ
名詞
1
標準
sickle-shaped moustache (often worn by servants in the Edo period)
文例 · 用例
○九月、歌舞伎座にて市川猿之助は二代目段四郎と改名して、歌舞伎十八番の「鎌髭」を勤む。
岡本綺堂 明治演劇年表 青空文庫
そのあとには鎌髭のいかめしい鬼奴が二人、山王の大華表と背比べでもするようにのさばり返って続いて来た。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
播磨は大小の白柄に対して、奴は面の鎌髭に対して、相手の四郎兵衛は金の角鍔、梅花皮の一本指に対して、互いにひと足も引くことが出来なかった。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
所詮お帰りまでは面出し無用じゃ」 いつもの事で、珍らしくないと思いながらも、鎌髭を食いそらした奴どもが怖い伯母御に縮み上っている、無邪気な子供らしい様子が堪らなくおかしいので、お仙は端下ない声をあげて笑った。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
鏡にうつる泣顔を直して、彼女も台所へ出てゆくと、権次も権六も春の日に光る銀の毛抜で鎌髭を悠々と繕いながら、あがり框に大きい腰を列べていた。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
とても敵わないと思ったか鎌髭の権は山手の方へ雲を霞と逃げて行った。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
「おお貴様は鎌髭の権か」「大変な奴らが来ましたねえ」「大変な奴ら?
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
鎌髭の権は嘲笑ったが、「それにしても汝ら二人、あの時のみすぼらしい駈落ち者が、木曽家の使者とは化けも化けたり、それが知れぬと思っていたのは日本一の大白痴、今になって逃げようとも、滅多に逃がす事ではないぞ」「何を吐す!
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
作例 · 標準
時代劇に出てくる用心棒が、手入れの行き届いた立派な鎌髭を蓄えていた。
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「その鎌髭、昔の奉公人みたいで渋いけど、手入れが大変そうやね」
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彼は鏡の前で、自慢の鎌髭を指先でピンと撥ね上げるように整えた。
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ウィキペディア

鎌髭 (かまひげ)は、歌舞伎十八番の一つ。

出典: 鎌髭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0