生揚げ
なまあげ
名詞
標準
deep-fried bean curd
文例 · 用例
どこでもそうだが、今の主人も、表の派手な人に引き換え、内に詰めるだけ詰める方で、夜座敷から帰って来ても、夜食に大抵|古沢庵の二|片か三片で、昼も、たまに小猫の食べるほどの鮭の切身の半分もつけば奢った方で、朝の味噌汁の冷え残りか、生揚げの一ひらで済ますという切り詰め方であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
――さてここでは餅にミカン、黒豆、数の子(一片)、生揚げ、昆布、鱈、白米、煮豆、人参、大根、葱、年越ソバ(十数本)などで大晦日から三ヵ日をすごした。
— 戸坂潤 『獄中通信』 青空文庫
揚出しの名物で、生揚げ豆腐におろしをそえ、たっぷりとしたじのかかった「あげだし」は、師匠も父も大の好物であったから、これだけは幾皿も重ねて、一本の銚子をながいことかかって酌みかわすのであった。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
まず揚げ豆腐の五分ぐらいの厚さのもの(東京では生揚げと称しているもの)を、餅網にかけて、べっこう様の焦げのつく程度に焼き、適宜に切り、新鮮な大根おろしをたくさん添え、いきなり醤油をかけて食う。
— 北大路魯山人 『夏日小味』 青空文庫
生揚げ昆布煮、さいらの生干、生卵二で、又三杯。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
朝食、実に何もなし、生揚げ牛蒡煮をよしとする。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
生揚げの焼いたの、豆腐の粉々になった味噌汁、海苔(変色して、にほひなどなし)、生卵かけて丼めし。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
今夜の副菜は、生揚げと小松菜を甘辛く煮浸しにしよう。
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生揚げをトースターでカリッと焼いて、生姜醤油で食べるのが好きだ。
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スーパーの特売で生揚げを買ったが、消費期限が短いので早く使い切りたい。
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ウィキペディア曖昧さ回避
生揚げ(なまあげ)は厚揚げの別名。
出典: 生揚げ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0