見開き
みひらき
名詞頻度ランク #22151 · 青空 19 例
標準
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文例 · 用例
汝、疑ひとともに見開く眼よ見開きたるまゝに暫しは動かぬ眼よ、あゝ、己の外をあまりに信ずる心よ、それよ思惑、汝 古く暗き空気よ、わが裡より去れよかし去れよかし!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
裏の障子を開けた外は重なった峯の岨が見開きになって、その間から遠州の平野が見晴せるのだろうが濃い霞が澱んでかかり、金色にやや透けているのは菜の花畑らしい。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
みすぼらしい茶の背広に、間に合わせらしい不調和な赤ネクタイを締めていながらも、それこそ新劇の二枚目かと思われる、生白い貴公子然たる眼鼻立の青年であったが、それが今更のようにビックリして純真らしい、茶色の瞳を大きく見開き、薄い、小さな唇をポカンと開いた姿は、一層ういういしい子供らしい恰好に見えた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
人に物を思わせたる報酬はかくぞと詈りて、下枝が細き小腕を後手に捻じ上げて、縛めんとなしければ、下枝は糸よりなお細く、眼を見開きて恨しげに、「もう大抵に酷うしたが好うござんしょう。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」といのりながら、両目を大きく見開きました。
— THE EMPEROR'S NEW SUIT 『はだかの王さま』 青空文庫
その時に彼女は今までにない高い情熱に駆られたらしく、蝋のように青褪めた中から潤んだ眼を一パイに見開きつつ、白い歯を誇らし気に光らして見せたのであったが、そうした彼女の嬌態を、ポケットに両手を突込んだまま見下しているうちに、私はフト、形容の出来ないヒイヤリとした気持ちになった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
切られた金魚の首は電燈の光に明るく透けてルビーのように光る目を見開き、口を思い出したように時々開閉していた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
長順 (細く目を見開き)お鶴どのか。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
作例 · 標準
雑誌の見開きに掲載された広告が、パッと目に飛び込んできた。
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この写真集は見開きいっぱいに広がる風景の迫力がすごい。
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ノートを見開きで使って、アイデアを自由に書き出してみる。
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