目検
めけん
名詞
標準
visual inspection
文例 · 用例
一石一字をろがみて、 そのかみひそにうづめけん、寿量の品は神さびて、 みねにそのをに鎮まりぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
いかにお香はこの振舞を伯父に認められじとは勉めけん。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
数ならでなにはのこともかひなきに何みをつくし思ひ初めけん 田蓑島での祓いの木綿につけてこの返事は源氏の所へ来たのである。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
数ならぬみくりや何のすぢなればうきにしもかく根をとどめけん とほのかに書いた。
— 玉鬘 『源氏物語』 青空文庫
「今さらにいかならんよか若竹の生ひ始めけん根をば尋ねん かえって幻滅を味わうことになるでしょうから」 源氏は哀れに聞いた。
— 胡蝶 『源氏物語』 青空文庫
「人を助くる身を持ちながら暁の鐘つく」糞坊主と斉しく、鶏の無情を恨んだ歌はウンザリするほどあって、就中著名なは、『伊勢物語』に、京の男陸奥の田舎女に恋われ、さすがに哀れとや思いけん、往きて寝て、夜深く出でにければ、女「夜も明けば狐にはめけん鶏の、まだきに鳴きてせなをやりつる」。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
我れはいかに空しく世界の著者にその正誤をば求めけん。
— 生田春月 『誤植』 青空文庫
観る者|眉を顰めて「かかることは曹長にても事足りなん箱を毀つに少佐殿の手を労するはいと恐れ多し」とてこの頃より誰が言ひ初めけん少佐殿の事を曹長閣下とぞ呼びける。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
作例 · 標準
製品の最終チェックは、必ず目検で行われる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は経験豊富な職人で、目検だけで不良品を見分けることができる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
納品前に、部品を目検で一つ一つ確認した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash