積み藁
つみわら
名詞
標準
文例 · 用例
頃しも冬の最中だから眼にはいる青い物の影もなく、見渡すかぎりの土のうねり……ところどころの積み藁に水底のような冷えた陽がうっすらと照った。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
犬は犬小屋に萎縮してい、人影は立ったまま同じ姿勢でい、風を加えて降る雨が、積み藁の丘を叩いていた。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
と、これより少し以前から、数間はなれて立っているところの、積み藁の蔭に佇んで、様子を見ていた武士があったが、この時ソロリと刀を抜くと、平青眼にピタリとつけて辷るがようにスルスルと出で、兵庫の行手を遮った。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
「積み藁で熱されたり燃やされた穀粒は次のようにしてパンにするのに適したようにされる:「小麦は少なくとも3倍の量を入れることができる器具に入れ、沸騰水を満たす。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫