開度
かいど
名詞
標準
divergence
文例 · 用例
一羽を狙えば距離に同率のものがあって他にもあたるちゅう趣向かな」「それには鳥の飛び方ばかりでなく、散弾の展開度との関係も調べなくちゃ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
立騒ぐ召つかいどもを叱りつも細引を持て来さして、しかと両手をゆわえあえず奥まりたる三畳の暗き一室に引立てゆきてそのまま柱に縛めたり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
ほんとう……なら……うれしいけど○これぢや これぢや○テン太郎 お前はいつかお父さんの書斎でこんな本を見たことがなかつたかいどんな本です 僕ときどきお父さんの本を見ますから○この本ぢや どうだ こういふ絵を見たことがなかつたかあッ!
— 火星探検―漫画台本 『小熊秀雄全集−22』 青空文庫
「無駄づかいどころか、この頃は髪結いさんへ行くのだって四日に一度の倹約ぶりよ。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
矢代はまだ店が始らぬのかと初めは思ったが、見ていると通りから見える所の入口の向うで、いつも矢代の卓へサーヴィスに出て来たボーイ頭が支配人に立ち向い、何事かいどみかかるような興奮した姿で話していた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
不馴れのものは、自分たちの権利のつかいどころを知らない。
— 宮本百合子 『刻々』 青空文庫
それで、ハイロの手まねをかいどくして、わかったように思うことは、この天蓋をつくっている壁体はすくなくとも三重になっているらしい。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
硬い柔らかいどちらも可否はないと思う。
— 北大路魯山人 『芸術的な書と非芸術的な書』 青空文庫