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含み声

ふくみごえ
名詞
1
標準
muffled voice
文例 · 用例
」青年が怒ったやうに含み声で云った。
宮沢賢治 税務署長の冒険 青空文庫
三亀雄の声は普段もそうだが、殊にこういう場合、いわゆる含み声で、黄色いという形容詞が適わしい。
織田作之助 俗臭 青空文庫
」 と云うのが含み声、優しく爽に聞えたが、ちと覚束なさそうな響が籠った。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
」と含み声でつっと身をねじらした。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
桐山孫次郎氏のは底張りの柔かな含み声であった。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
」 徳ちやんが棚の空壜を示すと、堀田ラフトは寧ろ満悦気な含み声で、「仕様がないね、俺ひとりのためだつてそれ位ゐはきらさないで欲しいぜ。
牧野信一 街角 青空文庫
面長の、しかも膨らみのある顔で、調子も“鳩ぽっぽ”と綽名されていたような含み声であったが、和事師をしては当代第一人と称されて、かの団菊左の三名優に次ぐべき地位を占めていた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
互いちがいに脚を絡ませるような歩き方、笑っている眼、太い含み声だ。
黄と白の群像 踊る地平線 青空文庫
作例 · 標準
彼は何かを隠すように、含み声で話した。
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風邪で喉が痛くて、含み声しか出なかった。
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含み声で答えるので、何を言っているのかよく聞き取れない。
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