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搦め手

からめて異読 からめで
名詞
1
標準
rear gate (esp. of castle)
文例 · 用例
身共も少し学問がありすぎて、御意に召さぬかな」 召すにも召さないにも、こうやんわりと不気味に、しかも一向恐れ気もなく釣竿を肩にしたまま、大手|搦め手両道から説き立てられては、いかに気負いの藩士でもぐッと二の句に詰ったのは当り前です。
三河に現れた退屈男 旗本退屈男 第五話 青空文庫
そこで彼はこの搦め手から攻撃してやろうと考えた。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
大手の門も搦め手の門も、一揆衆によって封鎖された。
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
しかし以前から武家方であり、そのため大塔宮のご意見によって、権勢を剥がれた吉野の執行、岩菊丸が逆怨みをし、寄せ手の勢に内通し、裏山づたいに寄せ手の勢の一部を、城の搦め手へ案内し、火を放って攻撃したので、宮方は守りを失ってしまった。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
この間も大手搦め手での、鬨の声矢叫びは凄まじかった。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
ご酒宴の声とは※」 村上彦四郎|義光は、大手の勢に加わって、悪戦苦闘をつづけていたが、敵搦め手から寄せたと聞き、宮家の御事心もとなく、蔵王堂まで引き返して来た。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
遠山と重太郎が搦め手をきゝまわり、三日間かゝって、これだけのことを調べあげた。
その十一 稲妻は見たり 明治開化 安吾捕物 青空文庫
「お前のやうな家の子郎黨は、搦め手から通りや宜いのさ。
娘と二千兩 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
「正面の大手門は警備が厳重すぎて突破できないが、裏側の搦め手からなら侵入できる隙があるかもしれない。」
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「この城の搦め手は、急峻な崖を利用した天然の要塞になっていて、攻め落とすのは至難の業だ。」
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「敵の注意が正面に集まっている隙に、精鋭部隊をこっそり搦め手へ回して背後を突く作戦だ。」
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2
標準
(opponent's) weak point
作例 · 標準
「真正面から正論をぶつけても反発されるだけだから、今回は搦め手から説得して本人に気づかせよう。」
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「彼はビジネスの交渉において、常に相手の盲点である搦め手を突くような鋭い提案をしてくるから油断できない。」
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「ストレートな表現が恥ずかしいなら、搦め手で彼女の好きな音楽の話題から距離を縮めてみたら?」
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3
標準
force attacking the rear of a castle
作例 · 標準
「本隊が平野で敵を足止めしている間に、搦め手が山を越えて一気に背後から奇襲をかけた。」
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「軍議の結果、若き指揮官に搦め手の重責が託され、夜陰に乗じての進軍が決定した。」
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搦め手の部隊が敵の補給路を断ったことで、戦況は一気にこちらに有利へと傾いた。」
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4
標準
official in charge of imprisoning offenders
作例 · 標準
「江戸時代の奉行所では、搦め手と呼ばれる役人が十手を手に、街の治安を乱す悪党を追い詰めていた。」
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「時代劇のクライマックスで、逃げる盗賊を搦め手たちが一斉に囲むシーンは大迫力だ。」
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「捕物帳の記述によれば、当時の搦め手は罪人の捕縛だけでなく、取り調べの補助も務めていたらしい。」
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