負けじと
まけじと
副詞
標準
indomitably
文例 · 用例
蜜柑、林檎の水菓子屋が負けじと立てた高張も、人の目に着く手術であろう。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
十七 向うへ対手に廻しては、三味線の長刀、扇子の小太刀、立向う敵手の無い、芳町育ちの、一歩を譲るまい、後を取るまい、稲葉家のお孝が、清葉ばかりを当の敵に、引くまい、退くまい、と気を揉んで、負けじとするだけ、かねてこなたが弱身なのであった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
橋の詰には向い合って二軒、蔵屋、鍵屋と名ばかり厳しい、蛍狩、涼をあての出茶屋が二軒、十八になる同一年紀の評判娘が両方に居て、負けじと意気張って競争する、声も鶯、時鳥。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 奥から引返して出たのはお夏、五七人の男を対手に、いかに負けじとてどうする事ぞ、右手に長煙草を提げたり。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
」 私は負けじと鳴り返しました。
— 牧野信一 『船の中の鼠』 青空文庫
しかも、パリーに負けじと、その市街の壮観、設備の整頓、道路の拡張、街路樹の美しさ、東京など面赤し。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
奥州の東蔵もわれ負けじと対手が行なったように向こうの尾嶺に向かってふうと気を吐くと、同じくもろもろの獣類畜類が現われたが、磐次がように再びそれを口中に吸いこむ術が能わぬ。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
それに負けじとドノバンもグロースも帆桁を運んだ。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
作例 · 標準
ライバルチームも我々も、互いに負けじと得点を重ね、試合は一進一退の攻防が続いた。
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彼女は、困難な状況でも負けじと、目標達成のために努力を続けた。
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「負けじと挑戦しよう!」という仲間たちの声に、勇気づけられた。
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