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不了見

ふりょうけん
名詞形容動詞
1
標準
indiscretion
文例 · 用例
女のなかにもいかさまばくちの不了見者はたまにいるかもしれねえが、かわいい孫を三人もひねり殺すような鬼畜生は、そうたんとねえよ。
妻恋坂の怪 右門捕物帖 青空文庫
新渡戸博士は婦人雑誌の原稿をかく時には、細君の同意を得るやうな考へしか書かないさうだが、以ての外の不了見である。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
かならずなんとかしますから、もうこんな不了見を起しちゃいけませんぜ。
丹頂の鶴 顎十郎捕物帳 青空文庫
ああ云う人物に尊敬されるには博士になるに限るよ、一体博士になっておかんのが君の不了見さ、ねえ奥さん、そうでしょう」と迷亭は笑いながら細君を顧みる。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
それで己れの希望を容れて世話してくれる人をば、やれ無頼漢の、しみったれの、と途方もない悪口雑言を叩く不了見者もある。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫
彼らの必竟不了見なる両親の食いものとして犠牲に供せられるのである。
相馬愛蔵 私の小売商道 青空文庫
それをいちいち聞いていた大谷刑部は、例の崩れかかった面を燈火に向けて言った、「これは以ての外の不了見でござる」「以ての外の不了見とは?
不破の関の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
つい出来心で会社の金に手を出してしまった自分の不了見を、彼は刑務所で深く後悔した。
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あの時、友人の忠告を無視して怪しい投資話に乗ったのは、全くの不了見だったと今ならわかる。
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一時の感情に流されて軽率な行動をとってしまい、皆様にご迷惑をおかけしましたのは、全て私の不了見の致すところです。
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