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火の元

ひのもと
表現名詞
1
標準
place where fire is likely to break out
文例 · 用例
たとえば雷電の火の元子は薪炭の火の元子よりも微小であるから、よく物を透す力がある。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
煙や火の元子は尖鋭な形をもっているが、もつれ合ってはいないと言っているのはよくわからない。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
入費は、町中持合いとした処で、半ば白痴で――たといそれが、実家と言う時、魔の魂が入替るとは言え――半ば狂人であるものを、肝心火の元の用心は何とする。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
奴裸火の下に大の字だから、何、本人はどうでもいいとして、近所ずから、火の元が危いんでね、乗りかかった船だ、また台所から入って見ると、平気なもんで、ぐうす、ぐうすう。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
火の元だけが眞赤だつた。
島木健作 生活の探求 青空文庫
戸締りや火の元の用心、毎日の小遣いのことなどがきっと書いてあった。
徳田秋声 足迹 青空文庫
これは大陸文学ではないが、以前文壇の一角に、愛蘭土文学が持て囃されたのも、火の元は亜米利加にあつたやうだ。
芥川龍之介 点心 青空文庫
将軍家綱の時、明暦三年、江戸に未曾有の大火があって、死者の数が十万八千余人の多きに達したので、火災後、火の元取締の法は一般に非常に厳重になった。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
作例 · 標準
「寝る前に必ず火の元の確認をしてくださいね」と、管理人が住人に呼びかけている。
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火事の原因を調査した結果、火の元は台所のコンロの消し忘れであることが判明した。
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外出時にはガスの元栓を閉め、火の元を用心するのが我が家の鉄則だ。
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