大英断
だいえいだん
名詞
標準
resolute decision
文例 · 用例
先年、英京|倫敦が大火事で焼き払われたあと、時の当局者は人類文化発展の将来を見越し、世界通商交通の前途に鑑み、将来の世界的都市として差支えないだけの市街にすべく、大英断を以て新たに都市計画を立て、今までの町割りに構わずにドシドシ理想的の図面を引きはじめた。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
これだけのことでも、この当時の歌舞伎座当事者としてはよほどの大英断であったに相違ない。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
その当時の警視庁としては実におどろくべき大英断も、なんらの反響もなしにむなしく葬られた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
三四年前、この村から十里許り隔つた或村に同じ疫が猖獗を極めた時、所轄警察署の当時の署長が、大英断を以て全村の交通遮断を行つた事がある。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
父は役柄とはいえ、絶えず面白く遊びうまい物を食うので、家族にも何か面白い遊びをさせようと思い、出入の者も勧めるので、遂に大英断で、四条の大芝居を見せるということになった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
そこでわれわれは喫驚して、右等改革もその効果を見ることの出来ぬのを遺憾としたが、元来われわれには例の開化主義であるから、日本の国勢においては、廃藩置県は適当であると思って、この上は自分らの企画が無駄になった事よりも政府の大英断に向って心窃に謳歌した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
伏て願くは公明正大の道理に基き、一大英断を以て天下と更始一新せん。
— 坂本竜馬 『船中八策』 青空文庫
たとえ一小部分なりとも、日本再建の使命をになう、映画界の指導者としての東宝は赤化組合に引ずられてまごつくよりも、全面的に御破算ですすむ大英断を必要とするときである。
— 小林一三 『アーニイ・パイルの前に立ちて』 青空文庫
作例 · 標準
激しい嵐の中、船長は揺るぎない大英断を下し、乗組員を救った。
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その状況で、彼の大英断がなければ、プロジェクトは失敗していたかもしれない。
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会議の席で、彼は会社を改革するための大英断を発表した。
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