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羽前

うぜん
名詞
1
標準
Uzen (former province located in parts of present-day Yamagata Prefecture)
文例 · 用例
文化元年六月には、羽前、羽後に地震があって象潟に海嘯。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
岩のもの云う」と子供心にも面白くない初同が済んで、「そオれ漢王三尺のげいの剣」という序になると、翁はそれから先の上羽前の下曲の文句の半枚余りを「ムニャムニャムニャ」と一気に飛ばして、「思い続けて行く程に――イヨー。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
裏日本では、羽前の三瀬から越後の村上あたりまで出て来る海岸路が涼しいところです。
田山録弥 談片 青空文庫
福島駅を離れた汽車が岩代から羽前へ越えようとして大きな峠へかゝる。
若山牧水 渓をおもふ 青空文庫
善吉は羽前の鶴岡に住んでいた人で、明治の初年頃までまだ生きながらえていた。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
近ごろ自分が閉伊郡花輪村という所で発見した狩猟の巻物、山神狩人秘法大事という写本にも、磐司磐三郎の発生地を下野国日光山のその麓としてあるけれども、奥羽地方になると陸前名取郡の磐司磐三郎山(2)をはじめ、羽前の山ノ寺縁起(3)など、その他にも諸所に万治、磐治などの住居した所が散在している。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
羽前の国の国司に陸奥中納言藤原豊光という人がありました。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
虹原の郷里(羽前)にてはホツピキと称へて正月には今もして遊ぶなりと。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
作例 · 標準
例句