皿盛り
さらもり
名詞
標準
文例 · 用例
お愛想ぶりにちょっと行燈をかき立てて、注文の小皿盛りと熱燗を守人の前へ置いてから、老爺はまた安へ向かって、「向島はどこへ行きなすったい」「六阿弥陀よ」 と調子づいた安兵衛、「ねえ旦那」と今度は守人へ、「あっしゃあどうしても旦那に聞いてもらいてえことがあるんだ。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
母はよせなべのつゆを皿盛りの御飯にかけてうまそうに食べている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
もし果して十何文かを足し前すれば、葷さの方の皿盛りが取れるんだが、こういうお客様は大抵|袢天著の方だからなかなかそんな贅沢はしない。
— 魯迅 『孔乙己』 青空文庫
プレートは皿、つまりひと皿盛りのランチだ。
— 片岡義男 『ラハイナまで来た理由』 青空文庫
軍隊料理のひと皿盛り。
— 片岡義男 『ラハイナまで来た理由』 青空文庫
一皿盛りがタップリしすぎて、いろ/\食へないのが困る。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫