受け答え
うけこたえ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24989 · 青空 91 例
標準
reply
文例 · 用例
しばらく見ているうちに私はそれが雄の鳴くたびに「ゲ・ゲ」と満足気な声で受け答えをするのを発見した。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
それを極まり悪そうにもしないで、彼の聞くことを穏やかにはきはきと受け答えする。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
なるほどそう言えば、私が話しかけてもとんちんかんな受け答えばかししていたのは、いつものこととはいいながら、ひとつにはやはりそのせいもあったのかも知れない。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
汗に溶ける白粉の匂い、かんばかりで受け答えしている話声。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
これ等を彼は何も専門的や具体的智識があって受け答えするのではない。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
此の如何にも物馴れた常識的な客間の状勢は日本の客を受け身にさせ、暫らくガルスワーシーの日本の風物に対する質問等に景子達はただ柔順に受け答えしなければならなかった。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
患者にあまり高い教養はないらしく、たびたび受け答えがわかりにくくなりましたが、それは私たちの言語の知識が限られているせいだと思います。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
どうも、このごろ、このきまりきった挨拶の受け答えが、めんどうくさくて、うるさくって、たまらないのである。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫