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窶れ

やつれ
名詞頻度ランク #38650 · 青空 94
1
標準
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文例 · 用例
突然レムブルグが悲鳴をあげて廊下に飛出す、米良はバルコニに駈け上ると暈れた空気に蒼白めた闘争に窶れた同志の死体が沈むのを見た。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
こちらから見ると顔がまだむくんでいる」「でも……」「でもじゃないよ」「お母さん……」「お姑さんには行ってもらうさ」「だから……」「だから切符は出すさ」「はじめからそのつもりで言ってるんですわ」信子は窶れの見える顔を、意味のある表情で微笑ませた。
梶井基次郎 雪後 青空文庫
後に小田原の町を放れ、函嶺の湯本近に一軒、茶店の娘、窶れ姿のいと美しきが、路傍の筧、前なる山凡そ三四百間遠き處に千歳久しき靈水を引いたりといふ、清らかなる樋の口に冷たき其の土を洗ふを見て、山の芋は鰻になる、此の牛蒡恁くて石清水に身を灌がば、あはれ白魚に化しやせんと、そゞろ胸に手を置きしが。
泉鏡太郎 城の石垣 青空文庫
」二十五「ただ一筋でも巌を越して男滝に縋りつこうとする形、それでも中を隔てられて末までは雫も通わぬので、揉まれ、揺られて具さに辛苦を嘗めるという風情、この方は姿も窶れ容も細って、流るる音さえ別様に、泣くか、怨むかとも思われるが、あわれにも優しい女滝じゃ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
其処へ婿君が、紋着、袴ながら、憔悴した其の寝不足の目が血走り、ばう/\髪で窶れたのが、弔扎をうけに見えたのである。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
恋に窶れて、少し荒んだ陰影を、おのが姿に与えたかった。
太宰治 デカダン抗議 青空文庫
姿も顔も窶れたから、ちと老けて見えるのであろうも知れぬ。
泉鏡花 露肆 青空文庫
帽子は被らず、頭髪を蓬々と抓み棄てたが、目鼻立の凜々しい、頬は窶れたが、屈強な壮佼。
泉鏡花 露肆 青空文庫
作例 · 標準
長旅の末、彼の顔には疲労とやつれが見て取れた。
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過酷なダイエットのせいで、彼女はやつれがひどく心配になった。
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精神的な苦痛は、身体的なやつれとなって現れることがある。
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