ひょっとこ
ひょっとこ異読 ヒョットコ
名詞
標準
Hyottoko
文例 · 用例
素面ではさすがにぐあいが悪いと見えてみんな道化た仮面をかぶって行くことになっていたので、その時期が来ると市中の荒物屋やおもちゃ屋にはおかめ、ひょっとこ、桃太郎、さる、きつねといったようないろいろの仮面を売っていた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
ひょっとこめ、と言って、ぱっと裾をさばいて、くるりと尻をまくる。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
」と答えたのは、ひょっとこづらをして見せることの上手な松さん。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
おかめひょっとこのように滑稽もの扱いにするのは不届き千万さ。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
」 と仰向けに目をぐっと瞑り、口をひょっとこにゆがませると、所作の棒を杖にして、コトコトと床を鳴らし、めくら反りに胸を反らした。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
手前は何だって……今日の暴化がサンパン止めになってる事ぐらいを知らないか、この野郎、手前を海の中にたたき落とすのは造作ねえんだぞ、どこひょっとこめ!
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
……いや、全く僕は、最初夫人の証言を聞いた時から、ひょっとこんな事じゃないかと思った位いだ。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
そんなもなあお見舞いいただくには及びませんが、でも、なんだってまあ、あのひょっとこおやじの百面相が、命とかけがえに片棒かつぐ気になったんでしょうね」「そこがいわくいいがたしだが、いずれは娘のたいせつなものでもちょうだいができる約束でもあったろうよ。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
お祭りの屋台で、面白い顔をしたひょっとこのお面を買ってもらった。
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ひょっとこの踊りは、そのユーモラスな動きで観客を笑わせる。
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彼はひょっとこのような口つきをして、おどけて見せた。
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標準
clown
作例 · 標準
「このひょっとこ野郎!」と、怒鳴り声が路地に響いた。
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彼はクラスのひょっとこ役で、いつも周囲を笑いの渦に巻き込む。
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真面目な会議の最中に、あのひょっとこがまたふざけた発言をした。
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