アプリオリ
アプリオリ異読 ア・プリオリ
形容動詞
標準
a priori
文例 · 用例
だから、この表情のニュアンスを知ることは、信吉あるいは信吉的要素を持った現代の青年を理解するのに、必要缺くべからざるアプリオリとも、言えば言えるのである。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
それは神秘的な、分析することも説明することもできない、一種不可思議な霊域としてアプリオリに設定されてゐるのである。
— 平林初之輔 『文学の本質について(一)』 青空文庫
三 文学は何のために生れ何のために存するか 私は、文学の本質といふアプリオリをすてた。
— 平林初之輔 『文学の本質について(一)』 青空文庫
かやうな理論的行き詰りは、ひとへに、氏が文芸のアプリオリに執着せられるところに胚胎する。
— 平林初之輔 『文学の本質について(二)』 青空文庫
村松氏は直截に、しかも一種の誇りをさへもつて、芸術、従つてその一部である文学にアプリオリテートを認められ、それを高唱される。
— 平林初之輔 『文学の本質について(二)』 青空文庫
然らば氏は、アプリオリテートの説を翻して、芸術の本質の経験性に降服されたであらうか?
— 平林初之輔 『文学の本質について(二)』 青空文庫
否、氏によれば、芸術のアプリオリテートは唯一なものではなくて、オリムピアの神と同様に複数なのである。
— 平林初之輔 『文学の本質について(二)』 青空文庫
それ/″\の階級、それ/″\の流派の芸術は、めいめいその守護神としてアプリオリテートをもつのである。
— 平林初之輔 『文学の本質について(二)』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日アプリオリについて考えている。
アプリオリという言葉は日本語で重要だ。
彼はアプリオリの意味を理解している。
この文にはアプリオリが含まれている。