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迚も

とても異読 とっても
副詞頻度ランク #398 · 青空 1046
1
標準
very
文例 · 用例
私は、その役にも立たない、腐った古行李をもう担いで歩くのが、迚も重くて、足に対して堪えられない拷問になって来た。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
神經の興奮し切つてゐるお道は迚も安らかに眠られさうもなかつたが、なんにも知らない幼い娘はやがてすやすやと寢ついたかと思ふと、忽ち針で眼球でも突かれたやうにけたゝましい悲鳴をあげた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
さて此の趣で見ると、最初から按摩の様子に、迚も南蛮鉄の鐙の面を指で張窪ますほどの力がない。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
僕は一生懸命にそうはさせまいとしましたけれども、多勢に無勢で迚も叶いません。
有島武郎 一房の葡萄 青空文庫
葡萄などは迚も喰べる気になれないでいつまでも泣いていました。
有島武郎 一房の葡萄 青空文庫
是れだけの事を云ふ積りであつたのだけれども、迚も云へないと気がついて黙つてしまつたのだ。
有島武郎 An Incident 青空文庫
これぢや迚も、農民達は一生浮ばれないと思つたんですね。
有島武郎 私有農場から共産農団へ 青空文庫
則ち今度の土地解放なるものが毫も小作人の現在組織の行詰まりより来る痛切なる自覚せる欲求に基づいて手放され獲得したる結果でなく、温情的に与へられたる土地であるのだから、彼等旧小作人は其の土地解放の精神を忠実に実行して漸次其の範囲を拡大して行く如き事は迚も難い様に思はれる。
有島武郎 狩太農場の解放 青空文庫
2
標準
(not) at all
迚も(とても) — 幻辞.com