カラ貸し
からがし
名詞
標準
demanding payment for a non-existent loan
文例 · 用例
うちふるふ音のさや/\とする、この通り、御身・御命の、さつぱりとすこやかにましまさう」と言ひつゞけて、からがしたきからからぬを起して、しまひに、採り物のなづの木の音のさや/\に落して行つたのだ。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
かと思ふと急に引返して暖簾に首を突き入れ、駄夫の肩を押しからがして、「吉原の話はおつかあにナイショだよ」 男はニヤ/\して、「オレのおつかあは力持ちだからね」と言つてゐたが、首を引つ込めると口笛を吹き流して向ふへ歩き去るのが分つた。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
腹癒せもあったが、空にひっかかった月からがして、何かこうおれたちをいじめつけるようにきびしく、ロマンティックで、反撥と誘惑のようなものから、なにかめずらしい冒険のようなものを求めようとする人間の、よわいあえぎかもしれぬ。
— 西尾正 『放浪作家の冒険』 青空文庫
八木法達、安間了現ら二十余名は、正成みずからがして遂げた荼毘の煙をあとに、北の谷ぶところへ逸散に駈けおりた。
— 湊川帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
身に覚えのない借金の返済を迫る、悪質なカラ貸しの被害に遭った。
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巧妙な手口でカラ貸しを働き、高齢者から金をだまし取る集団が摘発された。
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「以前貸したはずだ」と言い張る男は、明らかなカラ貸しを企んでいた。
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